60代で初の「要精密検査」に。今だから言える、マンモグラフィ検診が“チャンス”な理由

マンモグラフィー・ピンクリボンイメージ写真

マンモグラフィー・ピンクリボンイメージ写真

一枚の写真から始まった、体の総点検

2026年3月5日。私は「はじめての一人暮らし」をテーマにしたセミナーのステージに登壇していました。

無事に大役を終えてホッとしていたのですが、後日、その時の様子を写した写真を客観的に見たとき、私は自分の姿にハッとさせられたのです。

セミナー登壇・横向きお腹ポッコリ写真

セミナー登壇・横向きお腹ポッコリ写真

「あれ、なんだか少し、自分が思っている以上に体に緩みが出ているかもしれない……⁈」

横から捉えられた自分の姿(お腹まわり)ぽっちゃり過ぎて、とてもショック。💦

それが、年齢を重ねる中でどこか後回しにしていた「自分の体としっかり向き合い、総点検しよう」という大きなきっかけになりました。

そう一念発起して申し込んだのが、3月25日の人生初の人間ドックとレディースドックでした。

40代・50代の頃も「異常なし」でしたし、普段から健康には気を配っていたので、今回も「念のための確認」という軽い気持ちでした。

しかし、その健康診断をきっかけに、私はマンモグラフィ(乳房エックス線検査)の結果に大きく動かされる日々を送ることになったのです。

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検査結果と、精密検査への道のり

4月20日、自宅に届いた診断結果の封筒を開けた瞬間、心臓が跳ね上がりました。

そこには、今まで目にしたことのない「D2:要精密検査」という文字。

人間ドック結果報告書・判定の意味

人間ドック結果報告書・判定の意味

D2:病院からの判定コメント

D2:病院からの判定コメント

乳房/乳腺科・判定項目

乳房/乳腺科・判定項目

マンモグラフィの項目に書かれていたのは「M中央腫瘤陰影」という、難しくて怖い専門用語でした。

「一体、私の体の中で何が起きているの……?」と一瞬で不安に包まれました。

でも、「まずは白黒はっきりさせよう!」と決意。

翌日にはすぐに専門の乳腺科へ連絡し、4月24日の予約を確保しました。

結果を待つまでの時間はとても長く感じられましたが、逃げずに次の一歩を踏み出すことにしたのです。

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針生検の体験:音と驚き、そして「ホッとした」結果

4月24日、緊張しながら乳腺科を受診しました。

そこで先生から説明されたのは、私の胸は「乳腺散在(にゅうせんさんざい)」というタイプだということ。

乳腺科結果の見方・乳腺タイプについて

乳腺科結果の見方・乳腺タイプについて

実は、私たち50代・60代は、若い頃に比べて乳腺が脂肪に置き換わっていくため、「マンモグラフィで病気(影)が白く浮き上がりやすく、とても見つけやすい年代」なのだそうです。

これを聞いて、「年齢を重ねることは、検査において大きなメリットになるんだ!」と、目から鱗が落ちるような気持ちになり、少し心が軽くなりました。

当日は、影の正体を詳しく調べるため「針生検(はりせいけん)」という組織の検査を行いました。

局所麻酔の後、「バチン!」という想像以上の大きな音が数回響き、一瞬心臓が止まるかと思うほどの衝撃を受けました。

「これで正体がわかるんだから」と自分に言い聞かせ、静かに覚悟を決めました。

検査後は、自宅での丁寧なテープケアが続きました。

組織検査を受けた方へ説明書・使用したテープ等

組織検査を受けた方へ説明書・使用したテープ等

4月25日、翌朝に圧迫テープを剥がし、4月26日、2日後に防水テープ、5月1日、1週間後には茶色のテープを剥がしていく……。

自分の体と丁寧に向き合うこの時間は、これからの健康を整えていくための大切なプロセスでもありました。

そして5月11日。

届いた最終診断名は「線維腺腫(良性)」。

今後も半年後の経過観察は続きますが、ようやく、本当の意味でホッと胸をなでおろすことができました。

「閉経したからもう安心」という誤解

「もう閉経したし、60代になったから、乳がんの心配は少ないはず」 そんな思い込みをしていませんか?

実は、現実はその真逆なのです。

  • 乳がんになる人: 60代以上の乳がんは、20年前と比較して約2.5倍にまで増えています。

  • 受診する人: それなのに、検診を受ける人は60代以降、右肩下がりに減ってしまいます。

その背景を聞くと、「親の介護で忙しい」「痛そうだから」「もう閉経したから卒業だと思った」という声が多く聞かれます。

でも、お医者様いわく「閉経したからといって乳がんのリスクが減ることはない」というのが医学的な常識なのだそうです。

これまでの人生の歴史や生活習慣が、リスクとして体に積み重なっているからです。

だからこそ、先ほどお伝えした「60代はマンモグラフィで影が見つけやすい」というボーナスステージのようなメリットを逃す手はありません

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まとめ:自分の体と大切な人のために、今できること

一枚の写真(お腹まわりのショック)をきっかけに受けた健康診断でしたが、結果として、自分では気づけなかった胸の中の「マンモグラフィの影」を、早い段階できちんと調べることができました。

もし検診を受けていなければ、私は今も自分の体の中に潜む「正体不明の何か」に気づかないまま過ごしていたかもしれません。

白黒はっきりしたからこそ、私はこれからもゆっくり時間をかけて全体のメンテナンスに取り組みつつ、前を向いて新しい挑戦を楽しんでいきたいと思っています。

50代、60代は、これからの暮らしや人生をどう新しくデザインしていくかという、本当に素晴らしい年代です。

だからこそ、早期発見がしやすいこの「チャンスの年代」を味方につけて、どうか検診を後回しにしないでください。

「もっと早く行けばよかった」と後悔する前に。

あなた自身のため、そしてあなたを大切に想うご家族や友人のために、今度の休日に検診の予約を入れてみませんか?

温かな未来は、今日の一歩から始まります。

久しぶりのブログ更新、ご自身のペースでゆったりと楽しんでくださいね。

あなたのこの貴重な体験談が、どこかで不安に思っている同世代の女性の元へ届くことを願っています。❤

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