50代~空き家・人が住まない家の劣化が早いと聞いたことはありませんか?

人口の減少や高齢化により、日本では空き家の数が増え続けています。

最近では”日本の空き家問題””のニュースなど、よく耳にするようにもなりましたね!

でもなぜか ⁇
自分の周りで起きてないことは、他人事になっていませんか?

他人事ではない / 身近な問題として・・・
一度、考えてみませんか?

暮らしやすい住まいとは

 

空き家とは

”空き家”と聞いたら、どのような住宅イメージがありますか?

空き家のイメージとして、映像的にさびれた・いかにもこんな感じではないでしょうか ⁈

放置された空き家のイメージです

空き家の定義には、実際さまざまあります。

国土交通省では、空き家を概ね1年以上利用の実態がない住宅定義しています。
*利用の実態がないとは、住宅以外の用途でも利用されていれば空き家ではないということです*

身近な問題として、親が住まなくなった実家や転勤でしばらく住まなくなった自宅、賃貸経営での空き部屋問題など・・・
空き家といっても、個々でも様々な状態があります。

管理されていない放置された2020年の空き家の現状は、空き家率は過去最高になりました。

居住世帯のある住宅(人が住んでいる住宅)は、5361万6千戸で、総住宅数に占める割合は85.9%です。

居住世帯のない住宅(世帯主のない住宅)は、879万1千戸で、総住宅数に占める割合は14.1%となっています。

居住世帯のない住宅のなかにある空き家の数は、848万9千戸となっています。

アパートなどの共同住宅などは、全てが空き室にならないと空き家には該当しません。
ちなみにアパートの中で、202号室と101号が入居者募集とかの場合です。

アパートの入居者募集中のイメージです

◉あわせて読みたい参考記事

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人が住まなくなって1年未満・1年以上でも時々訪れる住宅で自分たちで出来ること

特に築年数が長く誰も住んでいない家に入ると、湿っぽくて時にはカビの臭いやひんやりした感じを受けることがあります。

専門業者に依頼する方法もありますが、その前に自分たちで出来ることをまず心がけてみましょう。
人が住んでいる時と住んでいないときの最大の違いは、換気ができているかできていないかが大きいです。

窓から風を取り入れて換気しましょう

換気ができないデメリット

  • 湿気がたまると、家具、電化製品や絵画などがある場合被害を受けやすく、カビも発生しやすくなります。
  • 築年数の長い木造住宅の場合被害は深刻で、空き家の床がぶかぶかに柔らかくなることも多いですが、その原因はシロアリの可能性も大きいです。
  • 特に怖いシロアリは家の床や柱なども木材部分を食べてしまいます。
  • 梅雨の時期に羽のついたシロアリを見かけたら、シロアリ業者に駆除を依頼しましょう。

換気の対策

  • 空き家の管理の基本は、定期的に天気の良い日に自分たちでも誰か人に頼んで空気の入れ替えをすることです。
  • 時間と心に余裕がある時に、1時間程度部屋の2か所以上開けて空気の入れ替えをしましょう。
  • 入れ替え後、くれぐれも開けた窓や扉の戸締りは、忘れないようにしないと、ついうっかり開けっ放しの間に雨や不審者などなど・・・・かえって心配な様態になります。
  • 特別予定のないバタバタしてない日を選んで、換気を実行しましょう。
  • どうしても換気の入れ替えを頼める人がいないという方は、空き家管理の業者に頼むという手もあります。

強制的に換気もプラスしましょう

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水回りの管理

例えば主にキッチン、トイレ、洗面化粧台、浴室の水道管です。

水道管などの管は家と外部をつなぐ経路になっていますが、普段は水などでいっぱいなので虫などは入ってきません。

しかし空き家の場合は水が蒸発してしまうため、管が空っぽになってしまい虫などが入ってきます 🐛 💦

おまけに空っぽになってしばらく使われていない管は劣化して、ヒビが入ることもありえます。

虫が増えるとそれを食べるクモやねずみなど、連鎖は続きます 🕷 🐭 🐍

さらに、空き家にはそういったネズミなどの死骸がある場合はかなりの悪臭を放ちます。

放置された水道管から始まる経路は、家の劣化を進める大きな原因にもなります。

水回り対策

水道管が空になると、そこを虫などが行き来することができます。

  • 水道管に水を通すことで、侵入経路をふさぐことができます。
  • 水が通れば良いので、こまめに水は流しておきましょう。
    期間がかなり空いていましたら、数分程度流すとよいでしょう。

定期的に水を流して、配管の空っぽを防ぎましょう

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まとめ

人口の減少や高齢化により、日本では空き家の数が増え続けています。

空き家の定義には、実際さまざまあります。

国土交通省では、空き家を概ね1年以上利用の実態がない住宅定義しています。
*利用の実態がないとは、住宅以外の用途でも利用されていれば空き家ではないということです*

特に築年数が長く誰も住んでいない家に入ると、湿っぽくて時にはカビの臭いやひんやりした感じを受けることがあります。

専門業に依頼する方法もありますが、その前に自分たちで出来ることをまず心がけてみましょう。
人が住んでいる時と住んでいないときの最大の違いは、換気ができているかできていないかが大きいです。

換気ができないデメリット

  • 湿気がたまると、家具、電化製品や絵画などがある場合被害を受けやすく、カビも発生しやすくなります。
  • 築年数の長い木造住宅の場合被害は深刻で、空き家の床がぶかぶかに柔らかくなることも多いですが、その原因はシロアリの可能性も大きいです。
  • 特に怖いシロアリは家の床や柱なども木材部分を食べてしまします。
    梅雨の時期に羽のついたシロアリを見かけたら、すぐにシロアリ業者に駆除を依頼しましょう。

換気の対策

  • 空き家の管理の基本は、定期的に天気の良い日に自分たちでも誰か人に頼んで空気の入れ替えをすることです。
  • 時間と心に余裕がある時に、1時間程度部屋の2か所以上開けて空気の入れ替えをしましょう。
  • 入れ替え後、くれぐれも開けた窓や扉の戸締りは、忘れないようにしないと‼
  • ついうっかり開けっ放しの間に雨や不審者などなど・・・・かえって心配な様態になります。
  • 特別予定のないバタバタしてない日を選んで、換気を実行しましょう。
  • どうしても換気の入れ替えを頼める人がいないという方は、空き家管理の業者に頼むという手もあります。

水回り対策

水道管が空になると、そこを虫などが行き来することができます。

  • 水道管に水を通すことで、侵入経路をふさぐことができます。
  • 水が通れば良いので、こまめに水は流しておきましょう。
    期間がかなり空いていましたら、数分程度流すとよいでしょう。

人が住まない空き家の劣化について説明しましたが、実は人が住んでいても劣化が早く進行する場合もあります。

その両方に共通しているのが、メンテナンスができていないことです。

今回特に換気や通水中心にお話をしましたが、空き家についてだけでなく人の住んでいる家にも当てはまります。

長い時間過ごす心地いい住まいに、ぜひ参考にしていただけましたら嬉しく思います。

下記の街並みの写真の中に、空き家は何件あるのでしょうか?

多くの街並みで空き家はあるのでしょうか?

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