シニア世代は目からウロコ・親と階段の良い関係!
住まいのバリアーフリーとは
街中や多くの場所で、バリアフリーという言葉を聞きませんか?
原義は「障害・障壁のない」という意味。日常生活や社会生活における物理的、心理的な障害や、情報に関わる障壁などを取り除いていくことをいう。高齢者や障害者にとって安全かつ、住みよい社会を作るために、近年注目されている概念。社会の高齢化にともない、段差のない住宅・道路の敷設や、点字ブロック、補聴器などの普及、シンプルな機能で使いやすい家電なども多く販売され、バリアフリー関連商品は増加傾向にある。バリアフリーは誰もが使えて使用者を選ばない「ユニバーサルデザイン」の中に含まれる概念と言える。
出典 ASCII.jpデジタル用語辞典 ASCII.jpデジタル用語辞典について
住まいでは、バリアフリーに気をつけてプランすることが多いです。
家の中で段差がある場所の多くは・・・
①玄関からホールに上がる場所
②和室が無い場合は、リビングの一角にタタミコーナー高さを椅子の座面と同じ高さ40㎝として、座る事出来ます。
普通は高齢な親と同居の場合、極力段差や階段を省き手すりを必要箇所に設置しながら気をつけます。
新築時に既に車椅子や足や目が不自由な場合はお勧めはしませんが、あえて2階にリビング・1階を寝室にされたご家族がいらっしゃいました。
90歳の親との同居でこの選択は、勇気のある選択だと感心したり心配しております。
このぐらいの親との同居は、2階にリビングの場合はエレベーターの設置をすることもあります。
あえて段差・階段を残して、手すり使ってサポートして歩くことで弱ってきた、”足・腰”を食事の楽しい目的につなげるため・・・
”階段大作戦”・さすがです。
2階へ上がるのは、リハビリを兼ねるというポリシーのご家族です。
それでもお引き渡し時は、お母様は慎重にゆっくりと2階へ上がっていらっしゃいました。
見ている方は、少し毎日はたいへんかな?とも感じてしまいました。
1年程して、遊びにお伺いする機会があり、お母様の事も心配でした。
なんと!お引き渡しの時のお母様の階段を上るスピードはアップ (゚д゚)!
階段の手すりなしでもいいぐらいにしっかりした足取りでした。
毎日の食事やお喋りの楽しい目的のために2階に上がることで、より一層お若くお元気になられたようで何度も驚きました。
あえて 自宅でも足腰を鍛えるためには階段や段差を残し(手すりのサポート付)
- 安易にすべての(バリアフリー化)してしまうのは良くないのかも?という疑問が湧いてきました。
- 私の実家は道路に出るためには、階段(手すり付)を利用する生活スタイル。
- これも知らず知らずのうちに、足腰鍛えているのでしょうね。
やり過ぎは、良くないですが、家の1,2か所は知らず知らずのうちに鍛えられる場所を住まいにうまく取りいれて、生活の中に自然に足腰鍛えましょう!