壁紙が浮く、まさか落ちてこないでしょうか!原因はあるんです
壁紙・クロスは年数が経つと、汚れたり継ぎ目が目立ちやすくなったりしてきます。
しかし、壁紙の浮きや剥がれは程度問題もありますが写真のような感じになると⇩
落ちてくるよ~( ノД`)シクシク…
注意!特にプリント合板の下地の場合
一般的なプリント合板の下地は、非吸水性下地になります。
壁紙・クロスの糊は、下地に浸透することで接着する(水性)の糊ですので、【非吸水性下地】には接着しません。
プリント合板に壁紙を貼る方法として名称:プラゾールSSは、用途:非吸水性下地へ壁紙施工する際の捨て糊、壁紙用接着剤の接着補強なども方法もありますが・・・
リフォーム工事をされて、大工さんが入る作業があれば少々金額はかかっても壁にボードを貼ってもらい壁紙を貼ってもらいましょう。
適切な下地に壁紙を貼っても、年数がたつと汚れや継ぎ目が目立ちやすくはなりますが・・・
壁紙・クロスをボード下地で貼ると、20年後に大きな違いが出てきます。
写真の様な⁉ひどい状況にはなりません。⇩
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どうしてこうなった! プリント合板に直接壁紙張ってしまったのか?
23年ほど前、床の張り替えなどリフォーム時に壁紙・クロスの張り替えも行いました。
床の張り替えには、大工さんの工事があるにも関わらずプリント合板の上にボード貼りをしていませんでした。
直接、プリント合板に壁紙の施工(パテ不足)で済ませらて施工されていました。
これが、間違いです。
素人には、わからないので説明なく簡単な施工方法を選ぶ業者も多いと思います。
少しは金額はかかりますが大工工事があれば、ボードを貼ってもらいましょう。
それから壁紙貼ってもらえは、こんなに落ちてくるほどの状況までにはなりません。
長い目で見たら、経済的です。
現状は、数年前から浮きが激しく、そのうち落ちてくるのでは?
壁紙をめくると、きれいな状態のプリント合板があります。
もっと、奥まで見てみましょう・・・
落ちてきそうな状況より、いっそはいだ方がきれいかも💦
自分たちで補修の段階は超えていますので、内装業者に依頼してしっかり張り替えをしてもらいました。
今回は、大工工事はありませんので下地や壁紙を貼る時の下地材やパテなどの工夫と、
壁紙の継ぎ目に、和紙を入れるなどもしてもらいました。
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パテ乾燥時間もおいて、壁紙張り替え完成しました(2日間)
2日目 8時半~12時30分ぐらいまで
完成
2日間で壁と天井壁紙、張り替え完成しました。
壁紙を張り替えてすぐは、下地をひろいやすい感じですが時間が経つと少しは落ち着きます。
壁紙・クロスを選ぶ時は、やや厚めの商品・品番を選びましょう。
① 部屋の家具の移動して、作業しやすい空間を作りましょう。
作業当日前に小物は、自分たちで移動可能ですが大きな家具の移動が難しい場合は内装業者の方へお願い出来るか?
できないかは、事前に確認しておきましょう。
② 1日目 9時~13時ぐらいまで
家具を移動したら、家具の後ろにカビもありました。
カビ壁紙のプリント合板も、少しベコベコしていましたが大工工事なしのため、ボードの張り替えはしないで壁紙張り替えスタートへ。
部屋の床の養生をします。
③ 壁紙をはがして、壁と天井にしっかり丁寧にパテしてもらいました。
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まとめ
40年ほど前の住宅でよく見られた、プリント合板の壁でした。
部屋が暗いイメージを変えたいと、クロスを貼りにされたようです。
リフォーム時期に、大工さんの工事があるかにより壁紙張り替の下地処理の判断は変わります。
工事の見積もり金額は、少しでも安いい方がうれしいですよね。
しかし、目の前の値段が少し安くすんでも、長い目で見たらプリント合板の上に壁紙張り替え工事は応急処置的な感じでもあります。
長く住み続けていく中で、設備やクロスの張り替えなどのリフォームを考える時がきます。
リフォームの見積もり金額はに少しでも安くしたい気持ちもわかりますが、職人さんの職種の数で金額も大きく変わります。
人件費が、高くなる世の中で人件費は有効に使いましょう。
リフォームの範囲は、内装業者のみか?大工工事は?電気工事は?
しっかり、リフォームの見積もりの内容も確認くださいませ。
今回の壁紙・クロスの張り替えは、高齢な方のお住まいで大きな金額をかけたくないとのご希望でした。
内装業者さんで、出来る範囲に限定しての張り替え“完成”でした。
毎日、壁紙が落ちてくかも?
の心配から解放されて、よろこんでいらっしゃいました。