初めての一人暮らし・賃貸暮らしの水栓の使い方には気を付けて‼
人生で初めての一人暮らしを始めると、自由や自立の喜びと同時に、日常生活における細かな注意点が見えてきます。
その中でも特に気を付けてほしいのが「水回り」、そして「水栓のタイプ」です。
今までに経験にない⁉ ツーバルブ水栓・・・
特に浴室の水栓がツーバルブ式の場合、使い方を誤ると思わぬ出費につながる可能性があります。
賃貸物件で多い1K/1DKなどは、浴室と洗面が一緒の写真のツーバルブの水栓の仕様になっていることが多いです。

賃貸物件で多い1K/1DKなどは、浴室と洗面が一緒の写真
ツーバルブ式の水栓とは?
ツーバルブ式の水栓は、冷水とお湯をそれぞれ別々のつまみで両方を調節しながら湯温を設定します。
水の出口は一つで、給湯と給水のハンドルが別になっている水栓金具です。
最近の新築住宅では、ツーバルブ式の水栓を選ぶことは少ないですが、値段を抑えたい賃貸物件の場合は割と多い仕様になっています。

ツーバルブ式の水栓、冷水とお湯をそれぞれ別々のつまみで両方を調節しながら湯温を設定します
今までワンレバータイプに慣れている人にとっては、少々扱いが難しく感じ慣れるまで時間がかかる場合もあります。
特に冷水側とお湯側を個別に閉める必要があるため、使用後に片方を閉め忘れると、水が出しっぱなしになったり、
高額な水道代やガス代の請求を受けます。
慣れずに、ついうっかり使い続けた結果 ガス代+水道代の高額請求額に驚く結果となりました。(゚д゚)!

ツーバルグ水栓使用時のガス代+水道代高額請求
ツーバルブ式で起こりがちな問題
- お湯側を閉め忘れてしまい、ガス代が増加する。
- 水が完全に止まらず、知らない間に水道代が高くなり浪費が発生する。
- 適切な温度調整が難しく、シャワーの時間が延びる。
これらの問題は、特にワンレバータイプに慣れている若者にとってはストレスとなります。
賃貸でもワンレバータイプは、今まで使いなれてストレスなく使いやすいでしょう。
予算に余裕があれがワンレバータイプの方が、ついうっかり水やお湯側のバルグの締めが甘かったり、閉め忘れの心配がかなり低くなります。

賃貸のワンレバータイプの形状
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ツーバルグ水栓・慣れないうちに光熱費が高くる理由
ガス代が高くなる理由
- お湯の調整に時間がかかる 温度をちょうどよくするために、水とお湯の蛇口を何度も調整しているうちに、余分にガスを消費してしまいます。
- 無意識にお湯を使いすぎる お湯が簡単に出せないと思って、つけっぱなしにしてしまうことがあります。結果的にガスが多く使われます。
- 給湯器の効率低下 少量ずつ何度もお湯を出したり止めたりすると、給湯器の立ち上げ回数が増えてガスの無駄遣いにつながります。
水道代が高くなる理由
- お湯の調整時に流しっぱなし ちょうど良い温度になるまで出しっぱなしにするため、水が無駄に流れます。
- 勢いを強く出しがち 両方の蛇口を強めにひねるクセがつくと、使用量が増えます。
- 水・お湯の無駄な使い方 洗顔や歯磨き中につけっぱなしなど、意識せずに長時間使っている可能性があります。
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注意点と工夫
ツーバルブタイプの水栓を使う際には、以下の点に注意してください。
- 使用後は必ずチェック
水栓を閉めた後に、冷水とお湯の両方がしっかり閉まっているか確認する癖をつけましょう。
見直す習慣を持つだけで、無駄な水道代やガス代を防ぐことができます。
- 目印をつける
つまみに色付きのテープやシールを貼ることで、どちらが冷水側でどちらがお湯側かを一目で確認できるようにすると便利です。
これにより閉め忘れが減少します。
- 節水シャワーヘッドを導入
シャワーヘッドを節水タイプに交換することで、誤操作があっても水道代の負担を軽減できます。
まとめ
初めての一人暮らし ✕ ツーバルブ水栓の注意点
- 水とお湯の温度調整に時間がかかる → ガス代+水道代UP
- お湯側を閉め忘れてしまい、ガス代が増加する! → ガス代UP
- 出しっぱなしにしがち → ガス代+水道代UP
- お湯側だけ出して、水で調整がコツ!
- 使ってないときは、こまめに止める!
水栓操作のような小さな注意点を習慣化することで、不安を解消しながら安心して日々を楽しむことができます。
ツーバルブ水栓は、しっかり使いこなせば便利なものです。
はじめての一人暮らしは、生活のすべてが新しい冒険です。
ぜひ工夫を取り入れて、水回りの不安を解消しながら自立した生活を満喫してください。
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