リフォーム・クロスの張替時にプラスしたい工事とは
壁紙の張替は、汚れや破損が気になる箇所のみで良いのではと考える方が多いと思います。
汚れている部分だけの張替の方が、安くてお得だと考えますよね。
築年数にもよりますが、汚れた部分のみの壁紙を新しくするだけだと、交換しなかった別の壁紙の汚れや古さが極端に目立ったり、色合いのバランスも悪くなってしまうことにもなります。
壁紙をリフォーム・張替する時には、全体的な統一感も理解しておかないと、失敗してしまいかえって張替ていない他の部分が気になってしまい”モヤモヤ”ということにもなります。
部屋の中で最も大きな面積を占める壁は、まさに部屋のイメージを決定づける大きな要素です。
今回は、壁紙リフォーム時の注意点や、一緒にリフォームしたほうが良いことについてお知らせします。
天井のクロスを考え忘れてしまうことも多いので、注意したいところです。
クロスの張替費用と人件費
- 養生費 (周りが汚れないように、カバーなどして工事を進める作業費です。)
- 下地処理費 (クロスの張替を詳しく紹介しました私のブログ:壁紙クロスを張替えたのに汚れ・シミが出るのはなぜ?も読んでみて下さい)
- 廃材処理費 (今は昔みたいに何でも一緒に処分できず、工事中に出たゴミを分別してから処分します。)
- 荷物移動費 (クロスの張替時の家具の移動など)
- どのようなリフォームであっても、職人さんの人件費が別途かかります。
できるだけ壁紙クロスの張替はまとめておくと、結果的に料金がお得になり、家全体のカラーや質感も統一しやすくなります。
注意したい!ポイント
壁紙だけがきれいになってしまうと、壁まわりの窓枠、廻縁、カウンターなどの古さが目についたり、室内の照明器具を外してクロスの張替をし、改めて長くお使いの照明器具を取り付けると古さが目立ちますので、この機会に買い替え(LED)をおすすめしたいです。
業者によっても違いますが、スイッチプレートも外してクロス張替をしますの、スイッチ、コンセントも以前の物をつけると古さが目立ちますので、そのままつけるようでしたら新しくしてもらってください。
工事中に言わず、後から気になってしまいクロスを張替えた後で追加工事になると、手間になってしまい追加の金額にもなります。
生活家電のエアコン・冷蔵庫などの買い替え時期と、窓枠・ドア枠などの交換をする可能性がある場合には、壁紙の張り替えと同じタイミングで実施出来れば理想的です。
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クロスの張替に、プラスしたい工事のアドバイス
クロスの張替以外に一部壁を壊したりなどの工事で、”大工工事”の(大工さん)職人さんがリフォームの中にあるなら、クロスの張替工事にプラスして、内壁をふかしてニッチやカウンター、棚を取り付けてもらうと部屋のイメージがかなり変わります。
ニッチとは、壁の一部を凹状にくぼませた部分。小物などの飾り棚的に利用されることが多い。
玄関ホール
壁をふかして(ニッチ+照明、カウンター+照明)
リフォーム後
玄関ホール
リフォーム前
キッチン
アクセントクロス+アイアン飾り棚板x2・カウンター+照明
主寝室
壁をふかしニッチ+照明・アクセントクロス
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まとめ
壁紙をリフォーム・張り替えする際には、全体的な統一感も理解しておかないと、失敗してしまいかえって張替ていない他の部分が気になってしまい”モヤモヤ”ということにもなります。
部屋の中で最も大きな面積を占める壁は、まさに部屋のイメージを決定づける大きな要素です。
大工工事(大工さん)職人さんがリフォームの中にあるなら、クロスの張替工事にプラスして、内壁をふかしてニッチやカウンター、棚を取り付けてもらうと部屋のイメージが大きく変わります。